店舗運営本部では店舗運営に関わるあらゆる業務を担っていますので、部内での分業体制が確立しています。

店舗からの問い合わせや困り事に対応する店舗サポート係、修繕などの手配を担う設備修理課、四半期に一度の棚卸作業などアウトソースを手配するアウトソーシング係、ほかにも安全防災課、新店タスクフォース、業務システム改革部、インストラクターと、しっかり業務分担なされたうえでそれぞれが業務に当たっています。

私たちインストラクターは新入社員教育と研修会での店長教育、また店長が教育を担うパート従業員の教育計画策定などを担当しています。現在の当社の新入社員教育の流れは、約1ヶ月間の本部研修から始まります。姫路本部内には実際の店内を模したシミュレーション店舗があり、そこですべての店舗作業が体験できるようになっています。新入社員の皆さんはここでひと通り店舗業務を練習したのち、4月下旬頃にはアシスタントとして店舗配属となります。そして店舗業務にあたりながら、インストラクターと店長それぞれから引き続き教育を受け、しかるべきタイミングで当社規定のマネジャー資格試験に合格し店長に昇格していきます。

店長に対してはチェーンストア理論に関する年4回の勉強発表会のほか、店長研修会を毎月実施しています。最近では研修をオンラインで会議実施することも多いので、店長たちに対面で開催している時と同じような活発なディスカッションを、どうすればWEB会議でも行ってもらえるか、模索しているところです。

私たちインストラクターは各店舗ならびに店長の知識や作業レベルの標準化を常に目指しており、すべての店長を同じ能力水準に引き上げ、維持していくことが役目です。会社からも今後ますます若手に対するフォローを手厚くするよう指針が示されています。ですから各店舗を積極的に回って直接話を聞いたり、新しい研修会を企画したりするなど、若手の実力底上げによりいっそう努めていきたいと考えています。