大学時代に弁当チェーン、コンビニチェーンなどでアルバイトをしていて接客や受発注の面白さに夢中になり、理系出身ながら就活は小売業を中心に行いました。
コンビニチェーンの内定もいただきましたが最終的に西松屋を選んだのは、決められた地域だけでなく全国のお客様に貢献できるスケールの大きさや、業務の幅広さに魅力を感じたからです。ジョブローテーション制度で社員に様々な経験の機会を与えてくれる企業だとも知り、ここでならきっと成長できると確信しました。

入社後に配属された店舗で実際に働いてみて、それまでアルバイトで垣間見てきた他の小売店に比べて業務に無駄がなく、非常にシンプルで効率的なことに驚かされました。店舗勤務時代は良き先輩・上司にチェーンストアのイロハを教わり、本当に勉強になりました。
その後はマーチャンダイザーのアシスタントとして商品開発に携わり、ディストリビューター、事務、品質管理を経験し、現在の商品システム改革課に配属となりました。様々な部署を経験したことで、社内の業務全体を多角的に捉えられるようになり、視野も広がったと実感しています。
今の部署では現在、取引先への注文書を電子化するプロジェクトに取り組んでいます。どの商品を何個仕入れるかという発注に際し、これまで使っていた紙の注文書をすべてWEBページへインプットし、完結させるというもので、まだスタートしたばかりなのでより使い易いようバージョンアップを繰り返している最中ではありますが、社内外から好評で、とてもやりがいを感じています。

商品部業務のシステム化は、登山で例えるならまだ1合目。今後、着実に頂上を目指して登り続けたいと思います。
また自分自身、これまでの様々な部署での経験から、目先の業務だけでなく大きな流れでビジネスを捉えることができるようになったと感じています。そうした中で思うのは、当社だけが儲かればいいというのではなく、全国の子育て世代の皆様はもちろん、取引先企業様に対しても、西松屋との取引によるメリットを拡大できるような流れを作っていきたいということです。一人の力では限りがありますが、そうした理想のかたちづくりに貢献できるよう成長していきたいと考えています。

入社後すぐに店舗に配属されてお客様に対応したり商品に触れたりと現場を経験できるのは、メーカーなどにはない、当社ならではの良さだと思います。そこで小売業としてお客様に商品を提供するんだというマインドが自然と養われる。そのマインドはどの部署に異動したとしても生かされるはずですし、決してブレてはいけないものだと思います。
西松屋はモノづくりから販売までを行っているので、お客様の声を商品や店舗づくりに直に反映できるのも、企業としての大きな魅力ではないでしょうか。