大学は理系の学部で、繊維の研究や情報系の勉強をしていました。在学中はコロナ禍で登校できる機会が少なかったこともあり、３つのアルバイトを掛け持ちして働いていました。
就職活動では、繊維の研究をしていたことから衣類に関わる仕事がしたいと考え、その中でも見ているだけで可愛くて幸せになれる子供服業界に興味を持ちました。
同業他社では採用の段階で職種が分かれる企業も多い中、西松屋では店長だけでなくいろいろな仕事を体験できるところに魅力を感じました。
また西松屋には業務システム改革部という部署があります。全国に1000店舗以上を構える企業にとって、店舗全体の業務負担軽減や効率化はとても重要であり、ぜひ私もその部署で働いてみたいと思い入社を決めました。

私が西松屋に出会っていちばん衝撃を受けたのは、若いうちから部下を持ち、店長になれることです。自身の学生時代のアルバイト経験からも、小売業の店長といえば30〜40代の男性がほとんどでした。対して西松屋では入社1、2年目から店舗を任せていただけるだけでなく、経験やスキルに応じて複数の店舗を抱える店長として成長していくことができます。
私は現在入社3年目で2店舗を担当していますが、プライベートも大切にし、無理をしすぎないことをモットーに仕事に励んでいます。
それは決して手を抜くことではありません。パートスタッフの方たちが無理なくスムーズに作業を進められる環境をつくることは、店長自身の仕事の余裕にもつながります。そのためにも日頃からコミュニケーションを大切にしています。私自身が仕事とプライベートを両立できているのも、店舗スタッフとの信頼関係があってこそだと思っています。

店長としての経験をしっかりと積んだあとは、本部勤務を希望しています。
本部でもずっと同じ部署ではなく、DBと呼ばれる発注を担当する部署や、入社動機にもなった業務システム改革部など、様々な部署での仕事を経験してみたいです。
そのためにはパソコンスキルなども必要になりますので、店長業務にあたるかたわら、勉強のための時間も確保していけたらと考えています。

転勤にマイナスイメージを持つ方もいるかもしれませんが、全国に店舗展開する西松屋なら、関西出身の方が関東で働いてみたいとか、はたまた北海道に住んでみたいといった夢が叶えられるかもしれません。
希望通りになるとは限らないものの、自分が行きたい土地への希望を出すことができるのも西松屋の魅力だと感じています。
また当社では入社4年目までの社員を対象とした研修があるので、同期や年代の近い先輩・後輩が集まって交流を深める良い機会になっています。普段の店舗勤務では基本的に社員はひとりですが、こうした機会のおかげで社員同士のつながりが強いのも当社の魅力だと思います。