部門・職種紹介
品質管理室
篠原紗知
製造段階の検査から販売後のサポートまで、
西松屋商品の安全・安心を守るために。
品質管理室は、お客様に安全・安心な商品を届けられるよう管理・サポートを行っている部署です。業務内容は販売前と販売後で大まかに分けることができます。
販売前の業務として品質基準の管理と運用、商品に付ける表示内容の確認、製造工場の評価などがあります。販売後は製品における事故などに対する迅速な対応、リコール運用の管理、商品不良登録状況チェックなどがあります。
私は主に販売前の分野に携わっており、安全な製品を輸入・販売するための取り組みを担当しています。具体的には、製品に関してしっかり法令遵守ができているか、自社基準をクリアしているか、工場での検品体制が整っているかなどの確認作業です。中国や東南アジアの工場を訪問し、チェックシートに従って製造工程における品質保持の監査も行っていました。海外での製造については検品会社を通して結果をデータ化し、例えば「この工場は縫製が苦手」「この工場は製品が汚れやすい」といった弱点を見つけてフィードバックし、改善を図るといった取り組みも行っています。
また、さらに製品を安全にお使いいただくため、注意表示の確認やリスクアセスメントも実施しています。小さな不良などは当社システムに日々入力されますので、そのデータを検証してロット不良がないかなどのチェックをするのも業務のひとつ。一口に品質管理と言っても、その業務は多岐に渡ります。
西松屋商品の特徴は、価値をプラスしていくというよりもむしろ、お客様にとって不要なものをそぎ落として必要な機能を絞っていくことにあります。無駄なものはないわけですから、品質管理を行うにあたっても「絶対に妥協しない」というルールを決めて実行することを大切にしています。