Job Guide

部門・職種紹介

アウターDB課

大石雄一朗

データ分析に基づいた戦略的な

発注コントロールは西松屋の強み。

ディストリビューターは店舗で扱う商品の在庫コントロールを担っており、私は男の子用ベビーサイズのトップスを担当しています。

主な業務は物流センターに入荷した商品を全国の各店舗に「いつ」「どれだけ」納品するか決定する「発注」と、販売状況に応じて店舗間で在庫を移動させる「振替」の指示です。

徹底したデータ分析により発注量を決定しているのが、ディストリビューターの特徴です。類似商品が過去にどこでどれだけ売れたかの実績はもちろん、日本各地の最高・最低気温は毎日記録してあり、こうした数値化された根拠に基づいて最終的に各担当者が判断を下します。そのほかTVCMなどの販促を打つタイミングに合わせて商品を店頭に大量に並べたり、近隣に競合店が出店するとなれば従来の発注量から調整したりするなど、複数の要素を総合的に判断する必要があります。商品の販売実績だけではなく様々な要因が判断材料となります。もちろん社会情勢や気象の予期せぬ変化によって予想通りとはならないこともあります。

そうした中で私たちディストリビューターが目指しているのは、各店舗の在庫量を売れ行きに応じて適切にコントロールしていくことです。西松屋では商品の発注を各店舗の判断ではなく、本部一括で管理しています。こうすることで店長や店舗従業員の作業負担が減りますし、全店を見渡しながら必要な場所へ効率良く商品を分配することが可能となるからです。

私は大学で実験データの集積や分析を行っていましたので、データ分析に基づくディストリビューターの仕事はとても楽しく、非常に面白さを感じています。今後より精度の高い効率的な在庫コントロールを実現するために、システム改善やツールの立ち上げも手掛けられるよう、目下勉強中です。